バリエーション
タープにも様々な種類が有って、ここでもまた迷う。
我が家の場合、最初に購入したタープは「兎に角安いヤツ」という基準で選んだ。その結果、すぐに他のタープもアレコレ気になった。
しかし基本的にはタープというものは「1枚の幕」なので、バリエーションといっても「かたち」の違いと捉えて考えると良い。
買う前に少し落ち着いてじっくりと「自分がやってみたいキャンプスタイル」というものをイメージしながらのタープ選びをお勧めする。
レクタタープ
「レクタ」とは、矩形(英: rectangle)、4つの角がすべて等しい(=90度)四角形の事。
要は四角いタープ、最もシンプルな形状では有るが、ポールやロープの使い方で様々なアレンジが可能。
アレンジによって目隠しや日除けに大活躍する。
しかしながら後述のヘキサタープ達の「スタイリッシュ」さに負けてしまう「モサさ」が有ることも否めない。このポイントを「渋さ」と言い切れるユーザーの力量が試される1枚かもしれない。
ヘキサタープ
ヘキサゴン(hexagon )とは6角形のこと。
6角形のタープのフォルムが好きだ。張りやすく軽い。
我が家が最初に購入したのもヘキサタープだった。
だが、すぐに他のタープが気になり始めた。
理由は、思っていたより得られる日陰が少なかったからだ。日陰量を優先して設営すると、タープ下の有効空間が狭くなるし、逆に空間を優先すると充分な日除けにならない。
ウイングタープ
ウイングタープとは、ヘキサタープの一部の角が少し伸びたような形のタープだ。このタイプのタープを「小川張り」した姿が美しくて好きだ。
我が家はこのウイングタープを持っていないので、レクタタープやヘキサタープで小川張りを試してみたが、やはりウイングタープの小川張り美しさには程遠いものだった。
スクリーンタープ
自立式のタープで、スクリーン(壁面) が有るのが特徴。
スクリーン部分がメッシュになる製品が多い(と思う)。
我が家は夏の浜辺キャンプでは、まず砂浜にスクリーンタープを設営して日陰を確保する。
さんざん海で遊んだあとはBBQや焚き火を楽しみ、最後はカンガルースタイルでスクリーンタープ内に小型のテント(我が家の場合はフルクローズ可能なタイプのサンシェード)を立て、潮騒と潮風に包まれて就寝する。
(嗚呼..もう最高....)